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もんじゅ燃料取り出し 廃炉本格化 22年までに530体

  • 2018年8月31日
  • 12:58
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もんじゅの燃料取り扱い設備操作室で作業開始の確認をする職員ら=8月30日午前10時半、福井県敦賀市白木(代表撮影)
もんじゅの燃料取り扱い設備操作室で作業開始の確認をする職員ら=8月30日午前10時半、福井県敦賀市白木(代表撮影)

 日本原子力研究開発機構は8月30日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の燃料取り出し作業を開始した。3月に廃止措置計画の認可を受けてから5カ月間の準備作業を経て、ようやく本格的な廃炉作業に入った。機構によると初日は燃料1体を取り出し、トラブルはなかった。


 作業開始に先立ち、児玉敏雄理事長が作業員約550人を前に訓示した。準備段階で不具合が相次いだことに触れ、「この経験を今後の作業に生かさなければならない。潜在的不具合に対して神経を研ぎ澄まし、不具合の未然防止に努めてほしい」と呼び掛け。その上で「これからが本番。燃料取り出し作業を安全、着実に進めることが地元の信頼につながるということを常に意識し、一人一人が気を引き締めて作業に取り組んでほしい。もんじゅの安全に責任を持っているのは機構だ」とげきを飛ばした。


 午前9時半、作業内容を確認するミーティングを開始。燃料取り扱い設備操作室には操作員や設備担当者ら11人が詰め、同10時半に機器の運転開始ボタンを押した。国と県、敦賀市、原子力規制庁の担当者も作業に立ち会った。午後6時26分に終了した。


 作業は出し入れ機を使い、ナトリウムで満たされた炉外燃料貯蔵槽から燃料を取り出し。洗浄してからステンレス製の缶に入れ、水プールへと移す。当面は1日1体のペースで行い、年末までに100体を取り出す計画。炉心からの燃料取り出しは来年7月から行う。


 燃料取り出しはもんじゅ廃炉の第1段階で、最大の関門となる。2022年末までに炉心などにある530体の燃料を水プールへ取り出す。廃炉完了は47年度としている。



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