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もんじゅ燃料取り出し「国の指導監督強化を」 福井県知事、敦賀市長が要求

  • 2018年8月30日
  • 11:25
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「もんじゅ」の燃料取り出しについて、指導監督を徹底する姿勢を西川一誠知事(右)に示す新妻政務官=29日、福井県庁
「もんじゅ」の燃料取り出しについて、指導監督を徹底する姿勢を西川一誠知事(右)に示す新妻政務官=29日、福井県庁

 日本原子力研究開発機構は30日午前、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の燃料取り出しを始める。29日には監督官庁の文部科学省の新妻秀規政務官が県庁と敦賀市役所を訪れ、西川一誠知事、渕上隆信市長と面談した。地元側は、政府一体となった機構への指導監督を強化するよう、改めて求めた。


 県庁で新妻政務官は冒頭、不具合続きで燃料取り出しが遅れたことを陳謝。その上で、「工程管理について文科省としても重く受け止め、機構が安全着実に作業を進めるよう指導監督する決意だ」と述べた。これに対し西川知事は「機構の作業計画などに対する、国による確認やマネジメントが十分なされていない」と苦言を呈し、指導監督の強化のほか、現場人員の増強、使用済み燃料などの県外搬出、試験研究炉の検討スケジュールの詳細化を求めた。


 敦賀市役所で新妻政務官と面談した渕上市長は「複数の不具合の発生により、廃炉作業が安全に進められるのかと市民に不安を与えており、政府としても反省してもらいたい」と忠告。これまで以上に現地での指導監督を強化するよう求めた。さらに「30年という長い廃炉工程の中で、携わる人材の確保や育成は非常に重要な課題」と指摘。廃炉作業への地元企業の参入促進も要望した。


 新妻政務官は「人材確保と育成は大変重要な課題と認識している。機構でしっかり計画的に取り組むように指導監督を強化する」と答えた。


 市役所には機構の児玉敏雄理事長も訪れ「職員一丸となり安全最優先に、工程優先になることがないよう、緊張感を持って一つ一つの作業を丁寧に進める」と決意を示した。渕上市長は、年内に使用済み燃料100体の処理を行う計画に時間的余裕がなくなっていると指摘した上で「『守るべきは工程ではなく安全』との認識の下、増やした人員が機能して安全に作業が進められる体制を構築し、慎重に進めてほしい」と求めた。



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