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核燃工場ダクトに隙間200カ所超 排気漏れも汚染なし 茨城

  • 2018年8月22日
  • 07:03
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換気ダクトの隙間のイメージ
換気ダクトの隙間のイメージ

 原発で使うウラン燃料の加工・製造会社「三菱原子燃料」(茨城県)の工場で、内部の空気を浄化して外に排出する送風管「ダクト」の複数のつなぎ目に計200カ所以上の隙間が見つかっていたことが8月21日、原子力規制委員会などへの取材で分かった。いずれの隙間も目視では分からない大きさだった。ダクト内は、放射性物質を扱う設備から排出された気体が流れ、隙間から漏れ出ていたがフィルターで浄化後だったため、工場内や敷地外で汚染は確認されなかったという。


 同業の原子燃料工業(東京都)の茨城県内の工場では6カ所見つかった。両社は、工場の運転に伴う振動や、ダクトの経年劣化などが原因と分析。既に補修したが、交換も検討している。規制委は、両社が日常の点検で発見できなかったため、管理の見直しを求めた。


 原子力施設のダクトを巡っては、中国電力島根原発(松江市)で2016年12月、中央制御室の空調換気系ダクトに腐食による穴が多数見つかり、規制委が調査を指示し、他の原発でも腐食が判明。燃料加工事業者も自社施設を調べていた。


 三菱原燃によると、今年3月下旬、規制委の検査官が、一部のダクトの表面に黒い汚れを発見。詳しく調べ、つなぎ目に隙間も見つかった。


 工場に張り巡らされている他のダクトでも見つかり、計215カ所に上った。点検は継続中。


 ダクト内にはフィルターが間隔を空けて何重にも設置され、隙間から漏れていた気体は、ろ過が完了した状態だった。



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