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もんじゅ訓練初日に警報、中断 設備不具合か、再開めど立たず

  • 2018年8月20日
  • 09:08
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高速増殖原型炉もんじゅの使用済み核燃料取り出しに向けた訓練を行う操作員=19日午前、福井県敦賀市(日本原子力研究開発機構提供)
高速増殖原型炉もんじゅの使用済み核燃料取り出しに向けた訓練を行う操作員=8月19日午前、福井県敦賀市(日本原子力研究開発機構提供)

 日本原子力研究開発機構は8月19日、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、燃料取り出し作業に向けた最終確認に当たる模擬訓練を開始したが、約4時間半後に設備の不具合を知らせる警報が鳴り、訓練を中断した。再開のめどは立っていないという。周辺環境に影響はないとしている。


 機構によると、訓練は午前9時ごろに開始。使用済み燃料に見立てた制御棒を、冷却材のナトリウムで満たされた炉外燃料貯蔵槽から取り出し、洗浄後にステンレス製の長さ4・6メートルの缶に収納、水プールへ移す作業を始めた。


 警報は午後1時半すぎ。制御棒の洗浄後、燃料出し入れ機で空の缶を装置に設置しようとしたところ、気密状態が必要な出し入れ機と装置の接合部分から漏れがあることを知らせる警報が鳴った。同2時20分に訓練の一時中断を決めた。原因は調査中としている。


 もんじゅでは7月以降、機器を最終点検する「総合機能試験」などで設備に不具合が相次ぎ、燃料取り出しの開始時期を7月中から8月中に延期。さらに作業を監視するカメラのレンズが曇る不具合の対応も長引き、ようやく19日に訓練開始にこぎ着けたばかりだった。


 訓練は操作チームの操作員ら計25人が3班態勢で実施。制御棒の移送作業は実際の燃料取り出しと同じ流れで、1本当たり約8時間かかり、1日に1本ずつ訓練する。各班の習熟度を上げるため10日間程度を想定していた。


 機構は「現時点で8月中の燃料取り出し開始の工程に変更はない」としている。



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