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汚染水浄化後「トリチウム以外は除去」 福島第1原発で東電

  • 2018年8月20日
  • 09:39
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 東京電力福島第1原発の汚染水浄化後の水に、トリチウム以外の複数の放射性物質が残留していることが判明した。これまで東電は多核種除去設備(ALPS)で「トリチウム以外は除去できている」と繰り返し強調、政府の小委員会でもほとんど議論されてこなかった。原子力規制庁は「関係者の安心につながる丁寧な対応が必要だ」と指摘する。


 東電は残留する放射性物質について「ALPSの性能は十分だが、常に基準値を下回るまで除去するには頻繁に停止させ、フィルターなどを交換する必要がある」とした上で「稼働率を維持し、汚染水のリスクを効率的に低減させることを優先するのが現在の方針だ」と説明する。


 海洋放出の場合、トリチウムの濃度が基準値の1リットル当たり6万ベクレルを下回るよう、タンクのトリチウム水を数倍~数十倍に薄めて処分する方法が想定される。ただ、東電はタンクごとの放射性物質の濃度を把握しておらず、全ての放射性物質が基準値を下回るのかも不明で、再度の浄化を迫られる可能性もある。


 規制庁の担当者は、今後具体的な処分方針が政府や東電から示されれば、放射性物質濃度の確認方法など技術的な面を審査するとし「安心につながるかどうかを考えるのは東電の責任だ。残留状況などの情報を関係者にどう説明するのかも含め、丁寧に対応してほしい」と話している。



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