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福島第1の低レベル廃棄物 ドラム缶8千本腐食

  • 2018年8月19日
  • 12:16
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東京電力福島第1原発の敷地内で保管されている低レベル放射性廃棄物のドラム缶(東電提供)
東京電力福島第1原発の敷地内で保管されている低レベル放射性廃棄物のドラム缶(東電提供)

 東京電力福島第1原発の敷地内で保管する防護服の焼却灰などを入れた低レベル放射性廃棄物のドラム缶約18万7千本のうち、約8千本に腐食が見つかった。東電は問題のドラム缶を鋼鉄製の容器に移し替えたり、定期的な点検を実施したりしながら保管を続けているが、原子力規制委員会は早急な搬出を検討するよう要請。長期の廃炉作業で、廃棄物の管理が課題となっている。


 東電によると、2011年3月の事故前に第1原発の運転中に出た廃液を濃縮しセメントで固めた廃棄物などをドラム缶に詰め、固体廃棄物貯蔵庫と呼ばれる建屋に保管。今年5月末時点で約18万6千本に上り、このうち7692本に腐食が見つかった。また、事故後の廃炉作業で使った防護服を燃やした灰などを入れたドラム缶も960本あり、うち156本に腐食が確認された。内容物の水分などが影響している可能性があるという。


 東電は「1997年にドラム缶の底が抜け、中身が漏れるトラブルがあったのを受けて点検を強化した」とし、その後漏えいは起きていないと説明。腐食したドラム缶は耐水性の粘着テープで補修し、ポリ袋で包んだ上で、鋼鉄製の容器に移して保管を続けている。今後、毎日50本程度を点検し、新たな腐食がないか確認する方針だ。


 東電は、7月23日に開かれた規制委の検討会で状況を報告。出席者からは「狭い第1原発の敷地内でスペースを確保するため、運び出せるものは出してほしい」と低レベル廃棄物を埋設処分する青森県六ケ所村の施設へ早期に搬出すべきだとの指摘も出た。東電は「約10年間は敷地内で保管できる計画を立てた。搬出は今後検討する」としている。



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