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美浜原発・蒸気事故14年 関電社長ら犠牲者追悼

  • 2018年8月10日
  • 11:10
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石碑の前で犠牲者を悼み黙とうする関西電力の岩根社長(右)ら=8月9日、福井県美浜町の美浜原発
石碑の前で犠牲者を悼み黙とうする関西電力の岩根社長(右)ら=8月9日、福井県美浜町の美浜原発

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)で作業員5人が死亡、6人が負傷した蒸気噴出事故から丸14年を迎えた8月9日、関電は美浜町丹生の同原発で追悼式を行った。幹部らが黙とうをささげ、事故の反省を風化させず安全の実績を積み重ねていくと誓った。


 事故は2004年8月9日午後3時22分、運転中の3号機タービン建屋で2次系配管が破裂し、高温高圧の蒸気と熱水が噴出。定期検査の準備作業をしていた協力会社の作業員が犠牲になった。


 この日は岩根茂樹社長や副社長の豊松秀己・原子力事業本部長ら約50人が参列。構内に設置された「安全の誓い」の石碑前に整列し、岩根社長が誓いを読み上げた。事故発生時刻に全員で黙とうし、献花台で一人一人が花を手向けた。


 この後、岩根社長は協力会社の社員約120人を前に「美浜の地でしっかりと原子力事業を行い、原子力安全の分野でも業界トップランナーとしての役割を確実に果たす」と強調した。社員240人にも訓示した。


 岩根社長は終了後「企業風土に安全最優先が欠けていたのが事故の反省。全ての事業活動の原点として安全最優先を徹底させる」と記者団に述べた。


 3号機は40年超運転を目指し安全対策工事を進めており、工事完了は20年1月の予定。



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