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もんじゅ不具合続き陳謝 原子力機構 監視カメラ曇り警報も 福井県、敦賀市に対策約束 

  • 2018年8月4日
  • 08:51
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もんじゅの設備不具合への対応状況などについて、清水英男部長(左)に説明する伊藤肇理事=8月3日、福井県庁
もんじゅの設備不具合への対応状況などについて、清水英男部長(左)に説明する伊藤肇理事=8月3日、福井県庁

 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉作業で機器の不具合が続発し、燃料取り出し作業の開始が7月下旬から8月中に延期となったことを受け、日本原子力研究開発機構の幹部が8月3日、県庁と敦賀市役所を訪れ陳謝した。作業をモニターするカメラが曇る不具合対策に手間取り、1日には機器の異常を知らせる警報が鳴ったことを明かした上で、現場体制の強化を約束した。


 県庁には伊藤肇理事が訪れ、清水英男県安全環境部長と面談。「繰り返し不具合が生じ、県民の皆さんに心配をお掛けしていることをおわびする」と述べた。清水部長は「遅れは県民に不安を与えるもので大変遺憾。あらゆる情報をオープンにし、分かりやすく説明してほしい」とくぎを刺した。


 敦賀市役所では荒井眞伸・敦賀廃止措置実証本部副本部長が、片山富士夫副市長に報告した。片山副市長は「一連の不具合の対応にスピード感が足りない」と批判。「警報がずっと鳴り続けるのではないかと市民は不安になる。しっかりと点検、確認をすべきだ」と求めた。


 機構によると、燃料に見立てた制御棒を洗浄し、ステンレス製の缶に封入する際、何らかの原因でカメラが曇り視界が悪くなった。乾燥空気を吹き付けて曇りを防ぐ対策を取り1日に確認作業を実施したが、曇りを抑えることはできなかった。さらなる改善策の検討には時間が必要としながらも、8月中の燃料取り出し開始工程は変更しないとした。


 この確認作業中に、制御棒をつり上げるつかみ具の異常を知らせる警報が一瞬鳴った。つかみ具に付着した冷却材のナトリウムが開閉に影響した可能性があり、点検して原因を調べる。


 不具合が5件相次いだことから、機構は現場に不具合対応の支援要員2人を追加配置。燃料出し入れ設備メーカーの富士電機は、保守担当の部長級社員ら3人を追加派遣し13人体制とする。実際の操作を担うチームは交代要員7人が加わり、32人3班体制となる。



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