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神業、ゴマ粒に48文字書き込む 保管する勝山の男性「家宝」

  • 2015年9月18日
  • 14:28
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六字名号(右)と、いろは歌の文字が書かれたゴマ粒=福井県勝山市鹿谷町矢戸口
六字名号(右)と、いろは歌の文字が書かれたゴマ粒=福井県勝山市鹿谷町矢戸口

 福井県勝山市の竹内利一さん(88)宅に六字名号や「いろは歌」の文字が書かれたゴマ粒が保管されている。ミリ単位で書かれた微細な文字はまさに芸術品。竹内さんは「米粒に文字を書くのは聞くが、ゴマ粒には聞いたことがない。希少なもので、家宝として大切にしていきたい」と話している。

 竹内さんの父親が親しくしていた福井市の住職、井幕凡得(いまくぼんとく)さん(故人)が書いたもので、50年ほど前に譲り受けた。長さ3ミリ、幅2ミリほどの1粒の白ゴマに「南無阿弥陀仏」の六字名号が書かれている。もう一つは、さらに小さい文字でいろは歌の「いろはにほへと―」の48文字が書かれている。拡大鏡を使わないと判読できないほどの大きさだ。

 白ゴマの文字について竹内さんは「どうやって書いたのだろう。何かの毛を使ったのか。相当苦労しただろう。どこまでできるか挑戦したのだと思う」と話す。

 そのほか、親鸞聖人の教え「正信偈(しょうしんげ)」を書いた1センチ四方の豆本や、お経の文字2万6585字を2ミリの大きさで書き記した掛け軸もある。根気のいる作品を作り続けた住職の思いを「仏法を多くの人に知ってもらうための一つの方法として書いたのではないか」と代弁する。

 仏教の教えを広めようと月2回、自宅で法座を開いている竹内さん。自らの体験や信念をつづった冊子も自費出版した。「仏教にもっと関心を持ってほしい」―。小さな文字に込められた思いを受け継ぎ、普及活動に励んでいる。


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