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11月から核燃料搬出開始 福島第1原発3号機

  • 2018年7月27日
  • 09:10
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 東京電力は26日、福島第1原発3号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールからの燃料搬出作業を11月から開始すると発表した。輸送容器をつり上げるクレーンの制御盤の不具合があったが、部品を交換して正常に動作することを確認できたとしている。


 3号機では原子炉建屋上部のプールに使用済み燃料514体、新燃料52体の計566体が保管されている。8月から建屋の水素爆発で飛び散ったがれき撤去や、燃料取扱機とクレーンの遠隔操作の訓練をし、11月から搬出に着手。2020年末ごろまでに終える見通し。


 安全上の観点から、健全な新燃料から取り出し、がれきが衝突するなどして損傷や変形した燃料は後回しにする。燃料は敷地内の共用プールに移送する。


 東電は放射性物質の飛散を防ぐ屋根カバーを設置し、内部に燃料取扱機や輸送容器を移すクレーンを整備したが、5月にクレーンの制御盤がショートして損傷。3月から2カ月間も不具合の原因究明をしなかったことも判明し、燃料搬出に向けた作業が滞っていた。


 東電と政府の廃炉工程表で搬出開始は「18年度の中ごろ」としていた。


 ■炉内堆積物に微量ウラン 福島第1原発で採取 


 東京電力は26日、福島第1原発1~3号機の原子炉格納容器の内部調査で採取した微量の堆積物などを分析した結果、ほとんどは鉄さびだったが、ごく少量のウランなど核燃料に由来する物質を検出したと発表した。炉心溶融(メルトダウン)のメカニズムを解明する手掛かりになりうる結果だとしている。


 東電によると、2017年4月に1号機の格納容器底部から採取した堆積物や、同年2月に2号機に入れた調査装置の付着物などを分析、ウランやジルコニウムを含んでいることが分かった。1979年に炉心溶融を起こした米スリーマイルアイランド原発事故の溶融物の分析でも、同様の物質が確認されたという。


 今回の分析では、炉内構造物の鉄さびとみられる鉄分が大部分を占め、他にケーブルの銅やアルミ、原子炉冷却のために注入した海水の塩分なども検出された。



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