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来年度に溶融核燃料を少量採取へ 福島第1原発、接触調査も

  • 2018年7月27日
  • 10:52
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福島第1原発の溶融核燃料接触調査のイメージ
福島第1原発の溶融核燃料接触調査のイメージ

 東京電力は25日、福島第1原発の溶融核燃料(デブリ)取り出しに向け、2019年度に1、2号機で少量のデブリや堆積物を採取する方向で検討していることを明らかにした。茨城県にある日本原子力研究開発機構の施設などに輸送し、分析する。成分などを把握することで、デブリ取り出し工法の具体化を進めたい考えだ。


 これに先立ち、2号機では原子炉格納容器内に機器を入れて直接デブリに触れ、形状などを確認する接触調査を本年度中にも実施する。


 第1原発では11年3月、1~3号機で炉心溶融が起きた。国と東電が策定した廃炉の工程表「中長期ロードマップ」では、19年度にデブリ取り出しの初号機と工法を決定し、21年に取り出しを開始する計画。東電は最難関となるデブリ取り出しを、格納容器内部の調査が進んでいる2号機から始める方向で検討している。今年1月には格納容器内にカメラ付きパイプを入れ、底部に小石状のデブリがあるのを確認した。


 1号機はこれまでの調査でデブリは未確認なものの、格納容器の新たな貫通部を利用し、ボート型ロボットを使って堆積物を採取するほか、堆積物の形状や厚さなどを調査する。2号機はロボットアームでデブリを採取する。2号機は19年度に少量を採取した後、20年度により多くのデブリを採取して調査を進める。


 19年度に計画する1、2号機での採取量は数グラム程度とみられる。


 接触調査は、取り出し方法や保管容器開発のための情報収集が目的。カメラ付きパイプに専用機器を取り付け、デブリに触れて動かせるかどうかなどを確かめる。



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