福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

大飯原発差し止め訴訟 住民側、上告を断念 運転容認判決確定へ

  • 2018年7月18日
  • 13:12
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 福井県などの住民189人が関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟で、住民側は7月17日、2基の運転を認めた名古屋高裁金沢支部の控訴審判決について、最高裁への上告を断念する方針を明らかにした。期限の18日までに上告しなければ、判決が確定する。


 東京電力福島第1原発の事故後、原発の運転差し止め訴訟で高裁判決が確定するのは全国で初めて。


 原告団代表の中嶌哲演さん(76)=福井県小浜市=らは17日、福井市内で記者会見し、上告断念の理由について「上告すれば、福島原発の事故以後、初の最高裁判断が示され、全国の裁判闘争に大きな影響を与える可能性がある」と指摘。「もし最高裁が好ましくない判断を示した場合、各地で提訴されている裁判、仮処分の闘いが一斉に大きな制約を受ける。極めて大きな戦術上のリスクを負うことになる」と説明した。


 島田広弁護団長(49)=福井弁護士会=は「上告してひっくり返したい思いは強いが、福島事故後の裁判の在り方を悪い方向に変えてしまうことだけは絶対にできないと思った」と語った。


 控訴審判決について関電は「当社の請求を全て認めたものであるため、上告しない」としている。


 住民側は2012年11月、福井地裁に提訴。樋口英明裁判長(当時)は14年5月、運転を認めない判決を出した。今月4日の控訴審判決では一転、高裁金沢支部の内藤正之裁判長が「2基の危険性は社会通念上無視しうる程度にまで管理され、周辺住民の人格権を侵害する具体的危険性はない」と結論付け、運転を認めた。



基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース