福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

8月下旬に同時事故訓練 大飯、高浜原発

  • 2018年7月12日
  • 10:00
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 内閣府は7月11日、関西電力大飯、高浜の両原発を対象にした原子力総合防災訓練を8月下旬に実施すると、原子力規制委員会の定例会合で報告した。関係者によると、8月25、26の両日で調整している。2原発の原子炉が冷却できなくなる同時事故が起きたとの想定。原発からおおむね5キロ圏内の住民を県内外に避難させるなど、大飯、高浜両地域の広域避難計画の実効性を検証する。


 近接する二つの原発を対象にした国の訓練は初めて。訓練計画では、京都府北部を震源とした地震で大飯3号機が外部電源を喪失し、1次冷却水が漏えい。設備故障などで原子炉への全ての注水が不能となり冷却できなくなる事故が発生。高浜4号機は送電線事故で外部電源を喪失後、蒸気発生器への給水ができなくなることに加え、設備の故障で原子炉への注水が直ちにできなくなるとの想定で実施する。


 政府、関電、福井県に加え、避難計画の策定が義務づけられる30キロ圏内の滋賀県、京都府と兵庫県などが参加する。


 大飯、高浜の広域避難計画に基づき、各原発からおおむね5キロ圏内の住民が敦賀市など県内や県外の避難先となる兵庫県に実際に避難するほか、30キロ圏内の住民は屋内退避を実施。官邸と現地のオフサイトセンター、各府県庁などの連携を確認する。


 西川一誠知事は6月県会で、「複数の半島部の住民を対象にした航空機や船舶による避難訓練を計画している。さまざまな輸送手段で避難してもらうことが重要」との方針を示した。県危機対策・防災課は「あらゆる手段を使って避難訓練できるよう調整している。できるだけ多くの住民に経験してほしい」と話している。


 11日の規制委定例会合で、更田豊志委員長は「訓練後の教訓の聞き取りが重要になる」と指摘した上で、訓練計画は「適当」と認めた。


 現在、大飯3、4号機と高浜3号機は営業運転中。高浜4号機は定期検査を行っている。



基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース