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燃料取り出し準備着々 もんじゅ廃炉、機構が現場公開

  • 2018年7月10日
  • 07:37
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2次系ナトリウムを保管するため搬入されたタンク=福井県敦賀市のもんじゅ
2次系ナトリウムを保管するため搬入されたタンク=福井県敦賀市のもんじゅ

 廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で7月内に燃料取り出し作業を始めるのを前に、日本原子力研究開発機構は8日、準備が進む現場を報道陣に公開した。安部智之所長は「一つ一つ実績で示していくしか、信頼を再び得られない。基本を徹底し、何かあったときに報告して立ち止まり、必要なものは外部に説明するといったルールを守る」と作業に臨む決意を示した。


 担当者が燃料取り出し作業の概要や点検、訓練の内容を説明した後、現場を公開した。使用済み燃料などを移動させる燃料出し入れ設備には、炉外燃料貯蔵槽(EVST)や洗浄設備へ燃料を出し入れするバルブが約80メートルにわたって一直線に並んでおり、所員はEVSTから水プールへの移送作業は設計上、1日2体できることなどを解説した。


 現場公開後の質疑で安部所長は、「2010年の装置事故後に対策を水平展開しており、燃料を落とすなど安全上大きな影響があるようなことにはならない」と強調。「燃料取り出し経験のある約10人が中心となりチームを作っている。十分操作できるレベルにあると思っている」と、操作員の技術力にも自信を示した。


 その上で「もんじゅという大きなプラントを安全に後始末することは、今後の高速炉開発が社会に受け入れられるために一つ大事な条件だと思っている。将来の高速炉開発の一端を担っていると思い、所員一丸で廃炉作業を進めたい」と意気込みを語った。



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