福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

東海第2原発再稼働「合格」 大震災被害の原発で初

  • 2018年7月5日
  • 10:24
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
審査書案の骨子
審査書案の骨子

 原子力規制委員会は7月4日の定例会合で、日本原子力発電が再稼働と最長20年の運転延長を目指す東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に関する審査を行い、原電の安全対策の内容をまとめた審査書案を了承した。事実上の合格で、2011年3月の東日本大震災で地震や津波の被害を受けた原発では初めて。事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型炉では東電柏崎刈羽6、7号機(新潟県)に続き2例目で、新規制基準の施行後は8原発15基。意見公募などを経て正式合格となる。


 ただ実際の再稼働は、安全対策の工事が終了予定の21年3月より後で、必要な事前の地元同意は、立地自治体だけでなく周辺自治体も判断に加わる全国初のケースとなる。対象は東海村と周辺5市で一つでも反対すれば再稼働はできず、各地の原発周辺自治体が手続きの行方に注目しそうだ。


 東海第2は首都圏に唯一の原発で、事故に備えた住民避難計画は、対象の半径30キロ圏に全国の原発で最多の96万人が住み、策定は進んでいない。


 東海第2は、40年の運転期限となる11月までに他の二つの審査もクリアしなければ廃炉となる。設備の詳細設計をまとめた工事計画の審査は原電の対応が遅れていたが認可のめどが立ち、運転延長の審査も本格化する。規制委の更田豊志委員長は4日の定例記者会見で、期限までに終えられる見通しを示した。


 震災では東海村が震度6弱の揺れに襲われ、東海第2の原子炉が緊急停止。原発の制御に必要な電気が外部から受けられなくなった。その後5・4メートルの津波で非常用発電機1台が使用不能になったが、残る2台で緊急冷却系統を動かし、3日半後に原子炉を冷温停止させた。



基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース