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半夏生は丸焼きサバ、夏を乗り切れ 大野・鮮魚店大忙し

  • 2018年7月2日
  • 12:13
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炭火で次々と焼かれ、香ばしい煙を上げる半夏生サバ=7月1日、福井県大野市の大亀屋
炭火で次々と焼かれ、香ばしい煙を上げる半夏生サバ=7月1日、福井県大野市の大亀屋(柿木孝介撮影)

 夏至から数えて11日目の7月2日は半夏生。この日に丸焼きサバを食べる習慣がある福井県大野市では1日、鮮魚店軒先で、脂の乗ったサバを焼く香ばしい匂いが漂った。厳しい暑さを乗り切るためサバで精をつけようと、多くの市民らが買い求めていた。


 江戸時代、大野藩主が田植えに疲れた農民を思いやり、飛び地のあった越前海岸で捕れたサバを丸焼きにし、食べさせたのが始まり。


 同市本町の創業120年の老舗「大亀屋」では、約2週間前から下準備をしてきた。1日は朝から店先に焼き場を設け、約30~40分かけ焼き上げていた。


 店を切り盛りする平辻孝男さん(49)は「一年で最も忙しいのが半夏生。暑い中、焼くのは大変だけど暑いと特に売れるからね」と汗を拭きながら作業に当たっていた。1、2の両日で1250本焼くという。


 店には次々に客が訪れ複数買い求めていた。同市の桑原洋子さん(63)は「毎年、半夏生が楽しみ。子どもたちを家に呼んでみんなで食べます」と笑顔で焼きたてサバを受け取っていた。


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