福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

高浜、小浜事業に道路改修費補助 内閣府選定、原発事故時の避難

  • 2018年6月23日
  • 09:45
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 内閣府は6月22日、原発事故時に住民が円滑に避難できるよう原発周辺地域の避難経路の道路改修費などを補助するモデル事業として、福井、京都、愛媛の3府県の計4事業を選んだと発表した。福井県は高浜町と小浜市で、狭い道路に待機スペースなどを設置する。3カ年計画で総事業費は4億円を見込み、本年度は1億2千万円が交付される。


 原発の立地、周辺自治体が避難経路の整備に関する財政支援を国に求めており、内閣府が本年度から予算化した。原発の再稼働が進む中、課題である避難対策を強化し、住民の不安解消につなげる狙い。要望があった3府県の事業を選んだ。本年度は計4億9千万円を交付する。


 関西電力高浜原発が立地する高浜町では、放射線防護施設の旧音海小中学校から県道音海中津海線までの区間で、マイクロバスが通行できるよう狭い道路を部分的に拡幅したり、交差点を広げたりする。


 関電大飯原発から約10~15キロ離れる小浜市宇久(うぐ)・加尾・西小川から県道泊小浜停車場線までの区間は幅員が狭く急カーブが続くため、待機スペースやカーブミラー、道路照明などを設置する。


 福井県に隣接する京都府では2事業を選定。宮津市で観光客らの一斉避難による渋滞を緩和するため、車両がすれ違えるように待機スペースを整備。南丹市では避難時に放射性物質の付着を調べる検査場周辺に案内板を設ける。


 愛媛県は、伊方町の四国電力伊方原発が細長い半島の付け根にあり、避難経路が限定されるため、土砂崩れで通行止めにならないようのり面保護対策などを行う。


 こうした改善策で住民避難がどの程度スムーズになるか効果を検証し、効果が確認できた対策を、ほかの原発周辺地域でも実施する。



基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース