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日本原電の命運握る「虎の子」 東海第2原発は経営難脱却の切り札

  • 2018年6月22日
  • 07:46
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 再稼働審査の合格が6月21日視野に入った東海第2原発(茨城県)は、保有する日本原子力発電の命運を握っている。再稼働の可能性がある事実上唯一の「虎の子」の保有原発だからだ。同社は原発専業だが、東京電力福島第1原発事故後、1基も再稼働させられず、発電できない状態。厳しい経営状況からの脱却の切り札としたい考えだ。


 「東海第2は最優先事項の課題。自らリーダーシップを取る」。原電の村松衛社長は5月下旬、決算発表の会見で何度も繰り返しこのように強調していた。


 電力各社の出資でつくられた原電は、1966年に国内初の商用原発の東海原発(茨城県)の営業運転を始め、東海第2原発のほか敦賀1、2号機(敦賀市)を持つ。


 ただ東海原発は98年に運転を終え、2015年に敦賀1号も廃炉が決まった。さらに敦賀2号は原子炉建屋直下に活断層があると指摘され、再稼働の見通しは立っていない。チャンスがあるのは事実上東海第2だけだ。


 原発停止で電力を販売できていないが、5月に発表された決算は黒字。関西電力など大手5社から受け取る基本料金が支えたためだ。規制委が不安視した再稼働にかかる安全対策費約1800億円についても、東電、東北電が支援の意向を表明、見通しがついた。



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