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東京電力が請求棄却求める 原発避難102歳自殺訴訟

  • 2015年9月16日
  • 10:16
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大久保文雄さんの遺影を手に福島地裁に入る原告の女性=15日午後
大久保文雄さんの遺影を手に福島地裁に入る原告の女性=15日午後

 東京電力福島第1原発事故による強制避難を前に精神的に追い詰められ、2011年4月に福島県飯舘村の自宅で自殺した大久保文雄さん=当時(102)=の遺族3人が、東電に計約6千万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、福島地裁(金沢秀樹裁判長)で開かれた。東電側は請求棄却を求めた。

 原告側は「大久保さんの全ての知人と財産と生きがいは村にあった。他の土地で生きていくことは考えられなかった」として、原発事故による避難が自殺の原因と主張した。

 訴状によると、村は第1原発の北西約30〜50キロにあり、事故後の11年4月22日に計画的避難区域に指定。大久保さんは同4月11日、村が避難区域になることを知り、家族に「避難したくない。ちょっと長生きしすぎたな」と漏らした。翌12日朝、自分の部屋で首をつって亡くなっているのが見つかった。

 飯舘村は現在も全域が避難区域に指定されており、全村避難が続く。原発事故の避難と自殺をめぐっては、福島地裁で因果関係を認める判決が2件出ている。(共同)


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