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フランスが高速炉計画の縮小検討 日本、協力見直しも

  • 2018年6月1日
  • 08:53
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 日本がフランスとの共同研究を進める高速炉実証炉「ASTRID(アストリッド)」について、フランス政府が計画の大幅な縮小を検討していると日本側に伝えたことが5月31日、分かった。高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)の廃炉を決めた日本は、アストリッド計画を当面の高速炉開発の柱としたい考えだが、計画が縮小された場合、日本の開発計画も抜本的に見直しを迫られることになる。

 関係者によると、フランス側は開発費の高騰を理由にアストリッド計画を見直し、出力規模を当初予定していた60万キロワットから10万〜20万キロワットに縮小する案を検討している。6月1日に開かれる日本の高速炉開発計画について話し合う経済産業省の作業部会に、フランス原子力庁(CEA)の担当者が出席し、こうした検討状況を説明する見通し。

 出力規模を大幅に下げた場合、将来的に商用化する際に必要な発電コストなどの実証データを得られなくなる可能性があり、引き続き計画に協力するかを検討する必要がある。

 フランス政府は2006年にアストリッド計画を開始。プラントの形などを定める概念設計を15年に終え、19年までに基本設計の検討を進める計画を示しているが、20年以降の進め方は決まっていない。当初の出力規模では、建設費は数千億〜1兆円近くに上るとされ、費用確保のめどは立っておらず、日本の費用負担も未定だ。


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