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大飯、高浜原発4基稼働「意義深い」 関電・大塚副事業本部長

  • 2018年5月10日
  • 14:15
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大飯原発の中央制御室で、4号機の制御棒を引き抜くレバーを操作する運転員=9日午後5時、福井県おおい町大島(代表撮影)
大飯原発の中央制御室で、4号機の制御棒を引き抜くレバーを操作する運転員=9日午後5時、福井県おおい町大島(代表撮影)

 関西電力大飯原発4号機が9日夕に再稼働し、約6年半ぶりに福井県県内原発の4基が運転状態に入った。関電原子力研修センター(福井県高浜町水明)で会見した大塚茂樹・原子力事業本部副事業本部長は「気を引き締めて一つ一つの作業に安全最優先で臨む」と強調。「(大飯、高浜原発の)4基が動くことは技術力の維持・向上と士気を上げるためにも意義深い」と語った。

 一方で、原発を運転すれば、使用済み燃料は増えていく。中間貯蔵施設の候補地選定について、「年内に公表すると約束しており、全力で調整している」と述べるにとどめた。

 同センターには県内外の報道関係者約30人が集まり、モニターに映し出された中央制御室のライブ映像を見守った。運転員が指さし確認しながら、制御棒を段階的に引き抜くレバーを操作。午後5時すぎに「4号、17時に起動しました」とのアナウンスが流れた。

 大塚副事業本部長は大飯1、2号機の廃炉との兼ね合いについて「同じ発電所内で廃炉と運転が進むので、しっかりと計画を立てて作業が輻輳(ふくそう)しないよう注意を払いたい」とした。

 国が今夏予定している両原発を対象にした原子力総合防災訓練は「安全性の一義的責任は事業者にある。訓練には積極的に参加していく」と話した。

 大飯3、4号機と高浜3、4号機が同時に運転するのは東京電力福島第1原発事故直後の2011年3月18日以来。「福島事故後の対応に追われた7年2カ月だった」と振り返り、「ただし、これがゴールではない。現状に甘んじることなく安全性を向上させていく」と気を引き締めた。


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