福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

原発政策を「再構築」太陽光など主力 エネルギー基本計画骨子案

  • 2018年4月27日
  • 15:15
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
エネルギー基本計画の骨子案ポイント
エネルギー基本計画の骨子案ポイント

 政府が改定するエネルギー基本計画の骨子案が26日分かった。原発は国民に根強い不信感があるとして、安全性向上など信頼回復に向けた原子力政策の再構築を提言した。太陽光や風力といった再生可能エネルギーは主力電源化を進めると明記。再生エネシフトの世界的な動きを背景に、3年ごとに見直すエネルギー政策の指針で推進姿勢を鮮明にした。

 経済産業省が27日に開く有識者会議で骨子案を示し、今夏に計画の閣議決定を目指す。

 日本は2050年に温室効果ガスを8割削減するとの国際公約を示している。これまでの基本計画は30年に向けた指針だったが、50年の長期戦略を反映させた。30年度に原発発電割合を20〜22%、再生エネを22〜24%としている方針は変更せず、50年の数値目標も示さなかった。

 原発は「重要なベースロード電源」と位置付けつつ、東京電力福島第1原発事故への反省を踏まえて「依存度を可能な限り低減する」との従来方針を堅持した。脱炭素化の選択肢になるとして、長期を見据えた信頼回復が必要と指摘。安全性向上や福島復興、核燃料サイクル政策の推進を着実に進めるとした。

 焦点となっていた原発の新増設は骨子案に明記しなかった。27日の有識者会議でも議論になりそうだ。

 再生エネは、大量導入による主力電源化が期待されると明記した。太陽光は発電コストの低減に加え、固定価格買い取り制度の期間終了後も事業者が発電を継続できる環境づくりが重要と指摘。洋上風力の導入促進に向け、海域利用のルール整備を進めるとした。

 水素活用を強化することも打ち出した。余った電気を水素に変換して貯蔵、出力が不安定な再生エネを補完する。20年の東京五輪・パラリンピックで選手村や空港で水素を使い、世界にアピールすることも盛り込んだ。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース