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ダボス会議の若手、被災地福島へ 復興状況を視察

  • 2018年4月16日
  • 13:54
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 福島県川内村でブドウの苗木を植える若手リーダー組織のメンバーら=15日
 福島県川内村でブドウの苗木を植える若手リーダー組織のメンバーら=15日

 ダボス会議で知られる世界経済フォーラム(本部ジュネーブ)が発足させた、社会貢献活動を行う若手リーダー組織のメンバーが15日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地を視察した。復興に取り組む福島県に関心を持ってもらい、幅広い情報発信につなげたいと経済産業省資源エネルギー庁が企画した。

 視察したのは、政治、経済、科学など各分野で活躍する33歳以下の若手組織「グローバル・シェイパーズ・コミュニティー」。日本のほかウクライナやブルガリアなど7カ国の14人が参加した。

 原発事故で一時は全域が避難区域となった同県楢葉町では、2015年に再開した木戸川のサケ漁の施設を見学した。漁協職員からは、本州有数のサケ漁獲地だったが、施設が津波被害に遭ったり、事故でサケの放流が途絶えたりして、捕獲数が震災前の10分の1以下に激減していると、厳しい現状が紹介された。

 同じく一時、全村避難した川内村では、ワイン造りを新たな産業にしようと、醸造用ブドウの栽培に取り組む生産者を訪問。本格栽培が始まった畑に入ってブドウの苗木約50本を植えた。

 都内から参加した社会起業家林志洋さん(28)は「県外で福島のニュースが報じられることが少ない中、地元住民の情熱を感じられたのは大きかった。多くの人に福島に足を運んでもらえるよう尽力したい」と話した。


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