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大飯4号、再稼働へ重大事故訓練 3号と同時、注水手順を確認 

  • 2018年4月13日
  • 13:59
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4号機の再稼働を控え、原子炉格納容器などに注水する作業を確認した訓練=12日、福井県おおい町大島の関西電力大飯原発
4号機の再稼働を控え、原子炉格納容器などに注水する作業を確認した訓練=12日、福井県おおい町大島の関西電力大飯原発

 5月に大飯原発4号機(福井県おおい町)の再稼働を目指す関西電力は12日、同原発で重大事故を想定した訓練を始めた。訓練は新規制基準下で原子炉を起動する際、原子力規制委員会が事前実施を義務付けており、4号機対象は初めて。同原発では3号機の再稼働前に次いで2回目となった。関電社員や協力会社の作業員ら計36人が13日まで、炉心溶融が起きた想定で原子炉格納容器などに注水する手順を確認する。

 訓練は12日午前11時ごろ、運転中の3、4号機の1次冷却水の配管が破断し、全交流電源が喪失。21分後に炉心溶融が起きたのに加え、使用済み燃料プールの水位が低下した想定で行われた。

 取水口近くでは午後2時すぎ、4号機用の送水車が到着。防護マスクと防護服を装着した給水要員5人が、分解されていたホースをつなぎ、海水をくみ上げる手順を確認した。3号機用の送水車と、ホース延長・回収車2台も相次いで到着し、2班が同時に作業を進めた。送水車を起動させ、可搬型ホースを格納容器や燃料プールに敷設していく作業も確認した。原子力規制庁や県、おおい町の担当者らが見守った。

 3号機の再稼働前に行われた2月の訓練は1基だけが対象だったが、今回は2基同時の対応。取水口にホースを運び下ろす階段が一つしかなく、2人以上すれ違うのが難しい幅のため、一方の班が一時待機状態になる場面もみられた。

 4号機は11日に燃料装荷を完了。関係者によると、5月9日にも原子炉を起動させる見込み。関電は6月上旬の営業運転移行を目指している。


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