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高浜原発差し止め却下 大阪地裁、ミサイル危険認めず

  • 2018年3月31日
  • 10:37
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 稼働中の関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)が北朝鮮によるミサイル攻撃を受けた場合の広域被害を訴え、大阪府高槻市に住む女性(82)が2基の運転差し止めを求めた仮処分について、大阪地裁は30日、申し立てを却下する決定をした。女性側は大阪高裁への即時抗告を検討する方針。

 森純子裁判長は決定理由で、北朝鮮が日本を射程に収めるミサイルを開発し、発射実験を繰り返している点は認めたが「実際に日本を攻撃する可能性や、その場合に高浜原発を狙って実際に着弾するかどうかは不明と言わざるを得ない」と説明。仮に政府がミサイルの破壊措置命令を出しているとしても、具体的な危険までは認められないと判断した。

 女性側の代理人の井戸謙一弁護士は決定後、記者会見し「ミサイルを迎撃する命令が常時発令されている事実を軽視している」と批判。関電は「主張が理解された結果だ。今後も運転、保全に万全を期す」としている。

 2基は大津地裁が2016年3月、事故時の広域被害の可能性を認めて運転を差し止めた仮処分決定を受け、一時運転できなくなったが、大阪高裁が昨年3月に覆したことで再び運転が認められ、昨年5〜6月に再稼働して営業運転に入った。

 女性側は、原発差し止めを巡る同種裁判で主な争点となっている自然災害の危険や原発の新規制基準の妥当性に関しては主張していなかった。


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