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もんじゅの跡地 「広さと強い地盤」

  • 2018年3月30日
  • 12:55
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 文部科学省は3月29日、廃炉作業に入る高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の敷地内に新設予定の「試験研究炉」について、本年度の調査概要をまとめた。敷地内7カ所を候補地として調査した結果、「もんじゅ廃炉後の施設跡地が研究炉設置に十分な広さと強固な地盤がある場所といえる」としている。

 調査は有識者委員会が実施。もんじゅ廃炉後の原子炉施設跡地や荷揚げ岸壁、資材置き場などを調べた。施設跡地以外では地盤強化や防潮堤が必要になるなど土木工事費が高くなるという。

 文科省の原子力科学技術委員会・作業部会で報告した。作業部会は昨年2月から日本原子力研究開発機構や大学が所有する原子力施設の運用の在り方を議論。この日の中間まとめでは、新しい試験研究炉の方向について「設置すべき炉のニーズ調査や運営方法など委託調査を踏まえ、引き続き検討を継続する」とした。

 長期的視点として、日本原子力研究開発機構が2016年に廃炉を決めた材料試験炉(JMTR、茨城県大洗町)の後継炉建設に向けた検討を進めると記した。JMTRは原発の燃料や構造材の耐久性試験などが目的で、産業・医療分野のニーズがあり福井県が求める地域振興につながる施設だが、この日の議論で文科省側は立地場所について「今後の検討で決まっていく」と述べるにとどめた。

 新設の試験研究炉は、もんじゅ廃炉が決まった際に原子力研究や人材育成を支える基盤として中核的拠点として位置づけることが決まった。2022年の詳細設計に向け、文科省が中心となり検討している。


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