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廃炉、仏技術者に学べ もんじゅで機構 3人招き意見交換

  • 2018年3月27日
  • 10:07
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日本原子力研究開発機構との意見交換で訪れたブイイ氏(奥の左から2人目)らフランス人技術者=26日、福井県敦賀市のもんじゅ運営計画・研究開発センター
日本原子力研究開発機構との意見交換で訪れたブイイ氏(奥の左から2人目)らフランス人技術者=26日、福井県敦賀市のもんじゅ運営計画・研究開発センター

 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉作業に役立てようと、日本原子力研究開発機構は26日、廃炉が先行するフランスの高速増殖実証炉「スーパーフェニックス」の技術者をもんじゅに招き意見交換した。

 原子力規制委員会は28日にも、もんじゅの廃炉計画を認可する。30日まで現場視察や講演会、技術情報の共有を通じ、今後本格化する廃炉作業の協力の在り方を探る。

 訪れたのは、フランス電力スーパーフェニックス計画マネジャーのヴェロニック・ブイイ氏ら3人。ブイイ氏は「安全を前提に工程表にのっとり、コスト面でも予定通り燃料取り出しをしてもらいたい。そのために、私たちの経験を伝えたい」とあいさつ。もんじゅの安部智之所長は「両機関の技術協力の確かな一歩になるよう期待している」と述べた。

 原子力機構によると、スーパーフェニックスは1998年に廃炉が決まり、2003年に燃料取り出しを完了した。冷却材ナトリウムの抜き取りも終え、原子炉容器の解体準備に入っている。原子力機構は先行プラントの知見を取り入れ、もんじゅの燃料取り出し作業を22年末までに確実に完了させる考え。

 ブイイ氏は記者団に「事業者は建設から廃炉まで全て責任を持たなければならない」と強調。原子力機構が長年の懸案としている組織マネジメントについては「どういう組織が廃炉を実施するかで、結果は大きく変わる。組織の面でもアドバイスしていきたい」と語った。


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