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玄海3号機再稼働 九電、7年3カ月ぶり

  • 2018年3月24日
  • 09:43
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再稼働した佐賀県玄海町の九州電力玄海原発3号機。奥は4号機=23日午前11時7分(共同通信社ヘリから)
再稼働した佐賀県玄海町の九州電力玄海原発3号機。奥は4号機=23日午前11時7分(共同通信社ヘリから)

 九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)が23日、再稼働した。原発の安全対策を厳格化した新規制基準下での再稼働は、14日の関西電力大飯3号機(おおい町)に続き5原発7基目。東日本大震災から7年がたち、電力供給面で原発回帰が鮮明になりつつある。九電は当面、電気料金を据え置く方針。

 玄海3号機の稼働は約7年3カ月ぶり。再稼働により、使用済み核燃料の保管場所確保が課題となるほか、九電として初めてとなる1号機の廃炉作業も原発の運転と並行して行われ、専門的な人材の確保も懸案となる。

 23日午前11時、中央制御室で運転員が原子炉起動用のレバーを倒し、燃料の核分裂を抑えていた制御棒を引き抜く作業が始まった。23日午後11時すぎに核分裂反応が安定的に持続する臨界に達し、25日に発電と送電を再開する。3号機にはプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を含む燃料が装てんされており、プルサーマルを行う。

 九電の瓜生道明社長は「引き続き国の検査に真摯(しんし)に取り組み、工程にとらわれず安全確保を最優先に慎重に進める」とのコメントを出した。佐賀県の山口祥義知事は記者団に「緊張感を持って安全第一でしっかり取り組んでもらいたい」と述べた。3号機と同時に原子力規制委員会の審査に合格した玄海4号機に関し、九電は4月中旬にも燃料装てんし、5月下旬にも再稼働する方針だ。

 九電は玄海3、4号機の運転再開で月90億円の収支改善を見込む一方、現在の電気料金は維持し、当面は悪化した財務体質の改善に注力する。

 事故時の避難計画策定が必要となる周辺30キロ圏には福岡、長崎を含む3県の8市町があり、このうち4市が再稼働反対を表明している。


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