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「東電は事故に向き合って」 福島から避難、原告が意見陳述

  • 2018年3月9日
  • 07:47
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 東京電力福島第1原発事故で福島県から群馬県などに避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が8日、東京高裁(甲斐哲彦裁判長)で開かれ、原告の丹治杉江さん(61)が「国や東電は事故に向き合ってほしい」と意見陳述した。

 福島県いわき市から前橋市に避難している丹治さんは「一審は、私のような避難指示区域外からの避難でも合理的な判断と認めてくれた。国や東電は責任逃れをしたり被害を矮小(わいしょう)化したりしないでほしい」と訴えた。

 避難者らが全国各地で起こした集団訴訟で初の判決となった昨年3月の一審前橋地裁は「東電は巨大津波を予見しており、事故は防げた」と判断、東電と安全規制を怠った国の賠償責任を認め、62人について計3855万円の支払いを命じた。

 1人当たり1100万円の慰謝料などを求めていた原告のうち約半数は、賠償額は被害を十分に反映していないとして控訴。国と東電も控訴した。


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