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室町から続く伝統「だのせ祭り」 敦賀、豊作願って田植え踊り

  • 2018年2月19日
  • 12:20
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豊作を願い田植えを模した踊りを披露する男衆=18日、福井県敦賀市野坂公民館
豊作を願い田植えを模した踊りを披露する男衆=18日、福井県敦賀市野坂公民館

 福井県敦賀市野坂の県無形民俗文化財「だのせ祭り」は18日、同市野坂公民館などで行われた。男衆と子どもたちが五穀豊穣を願い、耕作と田植えを模した独特の踊りを奉納した。

 だのせ祭りは室町時代から続くとされる予祝芸能の一種。「だのせ」は「田之生」や「田主」が語源ともいわれる。地元の男子児童ら子どもと、大人の計約30人が出演した。子どもと大人に分かれ、6人が一組になって交互に計6回の踊りを奉納した。

 男衆や男児らは、素襖(すおう)と呼ばれる紺色の衣装を身に着けて登場した。田んぼに見立てた大太鼓を取り囲むと、田おこしを表現する「田打ち踊り」を披露した。宮司の音頭で参加者は「だのせのせのやー」と掛け声を発して、鍬に見立てた木の棒で太鼓をたたき、田を耕す姿を演じた。

 続く「田植え踊り」では、稲の苗に見立てた杉の葉を両手に持ち、太鼓を囲んで背中合わせに押し合って足を上げたり、前に跳びはねて苗を植えたりする動作を繰り返した。

 踊りの途中で福男が登場し「福の種」とされる米粒を豪快に種まきした。また、来賓や希望する人たちを「果報者」として胴上げした。会場には踊りを見ようと地元の人や保護者らが大勢訪れ、終始にぎやかな雰囲気に包まれた。

 田打ち踊りを披露した小学4年の三浦綾人君は、本番に備えてこれまで練習に励んできたといい、「きちんと足を上げて移動できた。みんなで一緒にやるので楽しい。来年は難しい田植え踊りに挑戦したい」と話していた。

 踊りの奉納の前には区内でとれたもち米で作った「ひし餅」を近くの野坂神社に供える神事が行われた。


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