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大飯3号、9日にも燃料装荷 来月中旬再稼働目指す 

  • 2018年2月2日
  • 10:08
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大飯原発3号機の燃料装荷時期などについて県の清水安全環境部長(左)に報告する関西電力の森中原子力事業本部長代理(中央)=1日、福井県庁
大飯原発3号機の燃料装荷時期などについて県の清水安全環境部長(左)に報告する関西電力の森中原子力事業本部長代理(中央)=1日、福井県庁

 関西電力は1日、3月中旬の再稼働を目指している福井県の大飯原発3号機の燃料装荷を早ければ9日に始めることを明らかにした。神戸製鋼所や三菱マテリアルの子会社による製品検査データ改ざん問題を受け、部品の調査を行った結果、「大飯3、4号機は問題ないことを確認した」と結論付けた。これを受け関電は準備が整い次第、193体の燃料を約3日間かけて原子炉に入れる。

 大飯3、4号機を巡っては、西川一誠福井県知事が昨年11月、再稼働に同意した。関電は、3号機を今年1月中旬、4号機を同3月中旬に再稼働する計画を示していた。しかし、神戸製鋼所の製品データ改ざん問題を受け部品の調査に時間がかかるとして昨年11月、再稼働を2カ月遅らせた。

 この日、関電の森中郁雄原子力事業本部長代理が県庁を訪れ、清水英男安全環境部長に調査結果を報告した。

 神戸製鋼所などで作られた部品については「不適切行為があった製品はない」と評価。一方で、原子炉格納容器など重要設備に取り付けられている「電磁弁」と呼ばれる空気を出し入れする弁のスイッチには、三菱マテリアルの子会社が製造したゴム製部品が使われている。

 森中本部長代理は「問題がないことを確認した」と説明したものの、元データが残っていないため確認できなかった大飯3、4号機の電磁弁計100台は取り換えるとした。交換は3号機は2月1日に完了。4号機は2月中旬までに終える。

 森中本部長代理は「3号機は9日以降、準備が整い次第、燃料装荷を開始したい」と理解を求めた。これに対し、清水部長は「調査結果を県民に対して分かりやすく説明することが大事で、安全安心につながる。県原子力安全専門委員会で確認する」と強調。燃料装荷は「作業の安全管理に万全を期して、協力会社を含め全社一丸となって安全確保に努めてほしい」と求めた。

 おおい町には吉田裕彦・大飯発電所長が訪れ、中塚寛町長と面談した。中塚町長は調査結果について「安全に影響がないことが確認され、町としては安心感を持った」と話した。

 高浜3、4号機は現在も調査中。データ改ざんがあった製品は確認していない。運転中のため調査できない原子炉格納容器などに設置している電磁弁については4号機は5月18日から、3号機は8月3日からの定期検査で確認する。関電は作業の混乱を避けるため、4号機の定期検査を当初計画より約2週間前倒しする。


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