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美浜の水中綱引き、勇壮な男衆 厳寒の中、豊漁と息災願う

  • 2018年1月22日
  • 11:00
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水中で懸命に綱を引く男衆=21日、福井県美浜町日向
水中で懸命に綱を引く男衆=21日、福井県美浜町日向

 福井県美浜町日向に400年近く伝わる国の選択無形民俗文化財「水中綱引き」が21日、区内の運河で行われた。白いパンツ姿の男衆が気合を入れて水中に飛び込み、綱を切れるまで引き合って1年間の豊漁と無病息災を願った。

 水中綱引きの始まりには諸説あるが、1635(寛永12)年に小浜藩主の酒井忠勝が村の願い出を受け、日向湖を天然の船だまりにしようと若狭湾と湖を結ぶ水路を開削。運河の完成を祝い、今後の豊漁を願って行われるようになったとされる。

 冷たい雨がやんだ午後2時すぎ、白いパンツと鉢巻きを身に着けた10~50代の男衆約30人が運河に架かる橋の上に登場。欄干にのぼった引き手は叫び声を上げ気合を入れると、水しぶきをあげ運河に飛び込んだ。

 両岸に渡された大綱は区民が午前5時半から編み上げたもので長さ約40メートル、直径約20センチ。運河を境に自分の住むエリアで東西に分かれて大綱を引っ張ったり、ほどいたりした。東西とも「よいしょ、よいしょ」と威勢のよい掛け声を上げながら、例年より粘りをみせ15分ほどで綱をちぎった。

 橋の上や両岸には、多くの区民や観光客が駆け付けにぎやかな雰囲気。運河の上には色とりどりの大漁旗が飾られ、見物客は活気を感じながら勇壮な男衆の姿に見入っていた。


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