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福島第1原発2号機でデブリ初確認 炉心から集合体落下

  • 2018年1月20日
  • 12:44
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福島第1原発2号機の原子炉格納容器調査(写真は国際廃炉研究開発機構提供)
福島第1原発2号機の原子炉格納容器調査(写真は国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は19日、福島第1原発2号機でカメラ付きのパイプを使い、原子炉格納容器内部を調査した。格納容器底部に燃料集合体の一部が落下しているのを確認し、その周辺で見つかった堆積物は溶け落ちた核燃料(デブリ)と断定した。

 2号機でデブリを確認したのは初めて。記者会見した東電の木元崇宏原子力・立地本部長代理は「デブリで原子炉圧力容器の底部に穴が開き、中から燃料集合体が落下した。デブリに間違いないだろう」と述べた。

 これまでの解析では、2号機ではデブリの多くが圧力容器内に残り、一部が圧力容器の底を抜け、格納容器の底部付近に落ちたと推定されていたが、調査結果はほぼ合致する状況。制御棒駆動装置など内部の構造物にも大きな損傷はなかった。

 格納容器の底部全体には、小石状の堆積物が広がっており、1979年に炉心溶融(メルトダウン)を起こした米スリーマイルアイランド原発事故との比較から、デブリの可能性が高い。粘土状の堆積物もあったが、デブリかどうかは判然としない。

 調査は19日午前6時ごろに開始。格納容器の貫通部から長さ約13メートルのパイプを挿入、圧力容器の真下にある格子状の作業用足場の脱落部分から、先端のカメラをケーブルでつり下ろして撮影、午後4時半ごろ終了した。

 昨年1〜2月の前回調査では、圧力容器側から落ちたとみられる金属などの溶融物が作業用足場を広範囲に脱落させ、足場の下からは水蒸気が立ち上る様子を確認していた。

 2011年3月の福島第1原発事故では1〜3号機で炉心溶融が起きた。昨年7月の3号機格納容器内の水中ロボット調査では、内部の構造物が大規模に破壊されており、デブリの可能性が高い物体が初めて確認されていた。1号機では確認できていない。


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