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基準値超え魚介類ゼロ 福島、セシウム濃度検査

  • 2018年1月16日
  • 10:10
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 東京電力福島第1原発事故後、福島県が沿岸海域で実施している魚介類の放射性セシウム濃度検査で、2017年に採取した全ての検体が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を下回ったことが15日、県水産試験場への取材で分かった。一年を通じて全検体が基準値を下回ったのは、16年に続き2回目。

 県水産試験場によると、17年の検体数は8722で、うち8555(98・1%)が検出限界値未満だった。検出された167検体(1・9%)の最高値は1キログラム当たり36ベクレルで、県漁業協同組合連合会が独自に定めている出荷前の基準値(同50ベクレル)も下回った。

 県の検査は11年4月から実施。基準値を超えた検体は11年の39・8%から減少傾向が続き、15年には0・05%になった。15年4月以降は、基準値を超えた検体は出ていない。水産試験場の担当者は「科学的な数値に基づき、消費者に魚介類の安全性を示していきたい」と話した。

 福島県沖では12年6月から魚種や海域を絞った試験操業を実施中。対象魚種は当初、3種のみだったが、現在では約170種となった。操業を自粛する海域も第1原発の半径20キロ圏内から10キロ圏内に縮小した。


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