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大飯1、2号廃炉決定 福井県内原発は8基に

  • 2017年12月23日
  • 09:15
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 関西電力は22日、臨時取締役会を開き、大飯原発1、2号機(加圧水型軽水炉、出力117・5万キロワット)の廃炉を正式決定し、福井県とおおい町に報告した。出力100万キロワットを超える大型原発の廃炉は、東京電力福島第1原発を除けば全国で初めて。同日、経済産業省に廃炉に向けた申請書を提出した。これにより県内の15原発のうち、大飯1、2号機を加え7基が廃炉となった。



 大飯1号機は2019年3月、大飯2号機は同年12月に運転開始から40年を迎える。

 関電の岩根茂樹社長は福井県庁を訪れ、西川一誠知事と面談した。岩根社長は2基が国内で唯一、1次系配管が破断した場合に格納容器の破損を防ぐ「アイスコンデンサ」という設備を有している特徴を指摘。「原子炉格納容器が小さい。耐震性を保つためには格納容器を覆う建屋のコンクリート壁を厚くする必要などがあり、トラブル時の作業区域が狭隘(きょうあい)になる。今後の施設運用における安全や品質の確保を最優先に考えた結果、廃止にすることを判断した」と説明した。

 これに対し、西川知事は「大飯3、4号機が再稼働すると、同じ敷地内で廃炉と運転が並行する。廃止措置の実施には綿密な計画を策定し、必要な訓練を行うなど安全管理体制の充実強化を」と注文した。

 2基は今後、原子力規制委員会に廃止措置認可計画を提出する。面談後、岩根社長は「提出には相当時間がかかる」との認識を示した。

 関電が保有する11原発のうち、大飯1、2号機と美浜1、2号機は廃炉となった。高浜3、4号機は稼働中で、大飯3、4号機は18年3月以降順次、再稼働する予定。美浜3号機と高浜1、2号機は40年超運転に向けた安全対策工事を実施している。


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