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四国電力が不服申し立て 伊方3号機差し止め仮処分

  • 2017年12月22日
  • 10:50
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 四国電力は21日、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた13日の広島高裁の仮処分決定を不服として、異議と差し止め処分の執行停止を同高裁へ申し立てた。

 四国電は熊本県・阿蘇カルデラの大規模噴火によるリスクを指摘した高裁決定について「運転期間中に起きる可能性は極めて低い」と主張。こうした噴火の場合は原発の安全性にかかわらず遠方への避難を余儀なくされるとして、仮処分を申し立てた広島市の住民らが直接的な被害を受ける危険性はないとしている。

 高松市の本店では佐伯勇人社長が高裁決定後、初めて報道陣の取材に応じ「当社の安全性評価を一方的に否定し、これまでのほかの裁判所による社会通念を踏まえた常識的な判断を覆した。極めて不本意だ」と決定を批判。「主張、立証に全力を尽くし、短期間で異議審を勝ち抜きたい」との意向を示した。

 住民側は「落胆と怒りを禁じ得ない」とする抗議声明を出した。

 伊方3号機は定期検査のため、決定前から停止している。高裁決定は差し止めの対象期間を来年9月30日までとしており、この間は四国電側の不服申し立てを認める司法判断が出ない限り、運転を再開できない。

 広島高裁決定は約130キロ離れた阿蘇カルデラで大規模噴火が起きた際に火砕流が原発敷地内へ到達する可能性を指摘。四国電の想定は過小で「住民らの生命、身体に対する具体的な危険の恐れが推定される」と判断した。


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