福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

大飯1、2号廃炉22日決定 関電、大型原発で全国初

  • 2017年12月21日
  • 08:53
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0
関西電力の原発の状況
関西電力の原発の状況

 関西電力が22日に臨時取締役会を開き、大飯原発1、2号機(福井県おおい町)の廃炉を正式に決めることが20日、分かった。2基は営業運転開始から40年弱が経過しており、最長60年まで運転を延長するには巨額の投資が必要になるため再稼働を断念した。

 出力100万キロワット超の大型原発の廃炉は、東京電力福島第1原発を除けば全国で初めて。関係者によると、関電は廃炉を正式に決めた後、岩根茂樹社長ら幹部が福井県や地元のおおい町を訪れて詳細を説明する方向という。

 大飯1、2号機の原子炉格納容器は「アイスコンデンサ方式」と呼ばれる特殊な構造を採用している。設計を請け負った米原発大手ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が主導して導入を決めたが、その後、国内の他の原発には採用されていない。安全対策の工事期間が長引いたり、工事費用が巨額になったりする可能性が高いため、関電は廃炉にする方針を固めていた。

 今回の2基を加えると、東日本大震災後、福島第1原発を除いて廃炉される原発は計8基で、そのうち関電は美浜原発1、2号機を含む4基となる。関電は残る原発の効率的な運転によって火力の燃料費を圧縮し、収支改善を進める方針だ。

 大飯1号機は1979年3月、2号機は同年12月に営業運転を開始。出力はいずれも117万5千キロワットで、2019年に稼働から40年を迎える。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース