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大飯3、4号再稼働2カ月遅れ 神鋼不正で部品調査

  • 2017年12月1日
  • 07:21
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関西電力大飯原発3号機(右)と4号機=福井県おおい町
関西電力大飯原発3号機(右)と4号機=福井県おおい町

 関西電力は30日、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を2カ月遅らせると発表した。神戸製鋼所の製品データ改ざん問題を受け、部品の調査に時間がかかるため。再稼働前の最終手続きとなる使用前検査について、日程内容を変更した申請書を同日、原子力規制委員会に提出した。3号機は来年3月中旬、4号機は同5月中旬の再稼働を目指す。

 これまで関電は、3号機を来年1月中旬、4号機を同3月中旬に再稼働する計画を示していた。

 関電によると、神戸製鋼などで製造された部品は原子炉格納容器や1次冷却材配管、主要設備の溶接部、燃料の被覆管などに使われている。10月24日から11月30日まで、約360人体制で神戸製鋼の8事業所やグループ会社7社に対し、聞き取りやデータの突き合わせなどを行った。

 その結果、原子炉格納容器や1次冷却材配管など安全上重要な設備は問題がないことを確認した。ただ、新規制基準に対応するため新たに設置した大容量ポンプの分岐配管などの安全性確認は継続している。

 当初、燃料を装荷するために必要な使用前検査は11月中に終了する予定だった。安全性確認を優先しているため、使用前検査を受ける前に行う自主検査の進捗(しんちょく)は65%(11月末現在)で、工程見直しを余儀なくされた。

 この日、関電の森中郁雄原子力事業本部長代理が県庁を訪れ、県の清水英男安全環境部長と面談。「不適切行為のあった製品は使用されていない」と述べた。これに対し、清水部長は「どんな調査をしているかなど、情報をオープンにして分かりやすく示すことが県民の安全安心につながる」と、安全確認に万全を期すよう求めた。

 大飯3、4号機を巡っては、西川一誠知事が27日、再稼働に同意した。


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