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沖縄・読谷村で大野の踊り披露へ 穴馬民踊保存会、練習励む

  • 2017年11月25日
  • 09:40
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本番に向け、練習に汗を流す穴馬民踊保存会の会員たち=22日夜、福井県大野市朝日の和泉地域福祉センター
本番に向け、練習に汗を流す穴馬民踊保存会の会員たち=22日夜、福井県大野市朝日の和泉地域福祉センター

 400年以上前から福井県大野市和泉地区に伝わる民踊を継承している「穴馬民踊保存会」は12月2日、市と交流のある沖縄県読谷村で踊りを披露する。会員たちは「本土の山奥にある小さな町にこんな踊りがあり、伝統芸能をつなごうと頑張っていることを伝えたい」と練習に励んでいる。

 大野市と読谷村は首長同士の交流をきっかけに2013年度から4年間、互いに職員を派遣。14年度に村の住民が訪れたことから「次は私たちが踊りを伝えに行こう」との気運が高まった。市の補助を受けて会員9人が訪問し、現地の長浜伝統芸能保存会のメンバーと2曲ずつを踊り合う。

 披露するのは、荷物を背負って美濃の国に渡る時に口ずさんだとされる「やんしき音頭」と、戦を控えた武士が、質入れした質調衣(しっちょい=よろい甲など)をそろえ直して喜び踊ったと伝わる「質調衣ちょい」の2曲。

 22日夜は、同市朝日の和泉地域福祉センターで振りや構成を確認した。東京都から和泉地区に移住した佐宗辰哉さん(29)は「独特なステップやテンポが速くなるところが好きで、自然と笑顔になる。沖縄の方と踊ってみたい」と汗をぬぐった。

 穴馬民踊保存会は1972年に発足。会員23人が主に3曲を舞台用にアレンジして地元の小学生に教えている。かつては集落ごとの秋祭りで踊っていたが、過疎化が進み市民の目に触れる機会は減っている。尾花とみ江さん(77)は「拍子木代わりのげたの音に合わせ、みんなで踊った。昔は踊る人が多すぎて手を伸ばせないほどだった」と目を細める。

 約20年前は約70人いた会員も減りつつある。会長で和泉自治会長の辻善範さん(64)は、踊り子自身が楽しめるのが特徴といい「歌詞からは人々の生活感も感じ取れる。いつも通り楽しく踊って歌詞や踊りで和泉の魅力を感じてもらえたら」と力を込めた。


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