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福井県知事「安全性向上と理解」 大飯原発3、4号

  • 2017年11月23日
  • 12:59
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西川知事(右)に報告書を手渡す中川委員長=22日、福井県庁
西川知事(右)に報告書を手渡す中川委員長=22日、福井県庁

 2017年度内の再稼働を目指している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性向上対策を検証してきた県原子力安全専門委員会は22日、「原子炉の工学的な安全性を確保するために必要な対策は確保できている」とする報告書を西川一誠知事に提出した。中川英之委員長から説明を受けた西川知事は「2012年に再稼働させた際の状態よりも、さらに安全内容が向上していると理解した。私自身も現場を確認したい」と述べた。23日に中川委員長とともに、現地を視察する。

 知事の同意判断を巡っては、世耕弘成経済産業相が26日に福井県を訪れ、知事と会談する方向で調整している。来県までに関電から、使用済み燃料の中間貯蔵施設の具体化について報告を受ける。世耕経産相から再稼働に当たっての国の考えを最終的に確認した上で、週明けにも再稼働に同意するとみられる。

 報告書では、12年の再稼働以降も事業者が電源確保や冷却機能確保などの設備強化対策を行うとともに、初動対応体制の充実強化や教育訓練などを積み重ねるなど、「継続的に安全性向上対策を図っている」と評価。「ハード、ソフト両面から改善が図られており、安全性を確保するために必要な対策はできている」と結論付けた。

 原子力規制委員会に求める事項として、15年に高浜3、4号機の報告書に記載した現地規制事務所の人員体制強化など5項目に加え、▽継続的な最新知見の収集や分析研究▽危機管理体制の実効性確保―の2項目を新たに記載した。

 報告後、中川委員長は記者団に対し「電源と海水の確保が、原発を安全に運転していく、また事故を収束する上で一番重要な課題。特に海水系の状況を知事に見てもらい、説明したい」と話した。

 県専門委は8日、約1年半にわたって審議してきた内容や現地視察を踏まえてまとめた報告書案を大筋で了承。最終とりまとめは、中川委員長に一任した。


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