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福島第1、燃料取り出し最終段階 3号機建屋に機器

  • 2017年11月21日
  • 09:17
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福島第1原発3号機の使用済み核燃料取り出しのイメージ
福島第1原発3号機の使用済み核燃料取り出しのイメージ

 東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋内に残る使用済み核燃料566本(未使用分を含む)の取り出しに向けた作業工程が、最終段階に入った。東電は2018年度半ばの作業開始を目指し、今月12日、使用済み燃料をつり上げたりする燃料取扱機やクレーンを建屋上部に設置。最初に取り出しを終えた4号機とは異なり、炉心溶融が起きた3号機は放射線量が高く、無線で機器を遠隔操作しなければならず、「前例のない取り組みになる」としている。

 取扱機は東芝が製作し、総重量約72トンで、建屋上部をまたぐようなコの字形をしている。特徴は「マニピュレーター」という2本の腕で、使用済み燃料が沈んでいるプール内などのがれきをつかんで撤去したり、鉄筋やケーブルを切断できたりする。使用済み燃料は、プールの水中で輸送容器に移して密封。クレーンで地上に下ろし、トレーラーに載せて共用プール建屋に運び保管する。

 これらの作業は、機器やプール内部に備え付けた計22台のカメラを通じて、3号機から離れた事務本館で作業員がモニターを見ながら進める。建屋上部は、床面に放射線を遮る鉄や鉛の板を敷いたが、極めて短時間しか立ち入りできないためだ。

 取扱機の操作に関わる作業員は、工場内で実物を使って水槽内のがれきを取り除く訓練を続けている。

 4号機の取り出しでは、作業員が建屋上部などの現場で機器を操作し、14年12月に全1533体の取り出しを終えた。


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