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大飯原発「安全は確保」大筋了承 3、4号機、県専門委が審議

  • 2017年11月9日
  • 09:45
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 福井県原子力安全専門委員会は8日、福井県庁で開かれ、2017年度内の再稼働を目指している関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性向上対策について、これまで審議してきた検証結果の取りまとめ審議を行った。事務局の県が委員の意見を反映し作成した「工学的な安全性を確保するために必要な対策は確保できている」とする報告書案を大筋で了承。最終的な取りまとめは、中川英之委員長に一任することを確認した。

 同専門委が報告書をまとめれば、西川一誠知事が再稼働の同意判断の条件としていた項目が全てそろうことになる。

 中川委員長は終了後、記者団に「工学的安全性は確保されていると思っている。今後、欠席した委員から意見を聞いていくが、大きな問題が出てくるとは思わない」と述べた。知事への報告時期については「分からない」とした。

 委員会には、中川委員長ら委員9人が出席した。事務局が、約1年半にわたって審議してきた内容や10月23日に行った現地視察を踏まえてまとめた報告書案を説明。政治判断で2012年に再稼働した以降も、電源や冷却機能確保など設備強化対策を行うとともに、初動対応体制の充実強化や教育訓練などを積み重ねるなど、「継続的に安全性向上対策を図っている」と結論付けた。

 田島俊彦委員(福井県立大名誉教授)は安全性は向上していると認めた上で、▽使用済み燃料対策▽テロ対策▽避難計画の実効性―の3点を課題に挙げた。「知事が同意判断を表明する際に、三つの課題について意見を述べるべきだ」と述べた。ほかの委員からは異論は出なかった。

 西川知事は9月県会で、地元おおい町の考えや同専門委の審議状況、県会の意見を基に「県民に信頼を得られる判断をする」との考えを示している。おおい町と県会は9月に再稼働への同意を表明した。


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