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復水器の汚染水、年内に除去完了 東電、福島2、3号680トン

  • 2017年11月5日
  • 09:15
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復水器内の汚染水抜き取りのイメージ(写真は東京電力提供)
復水器内の汚染水抜き取りのイメージ(写真は東京電力提供)

 東京電力は、福島第1原発2、3号機のタービン建屋内の復水器にたまったままの放射性物質濃度が高い汚染水約680トンの抜き取り作業を11月中に始める。1〜4号機原子炉建屋では地下水の流入などで汚染水が発生し、連結されているタービン建屋と合わせて2015年3月時点で計6500兆ベクレルの放射性物質が確認された。うち2割が含まれる復水器内の汚染水除去が、今年中に完了予定だ。

 復水器は発電タービンを回した水蒸気を冷やして水に戻す設備。第1原発事故の発生当初、炉心溶融(メルトダウン)で核燃料が溶け落ちた原子炉建屋内に津波や地下水が流れ込み、汚染水が増えたため、約1700トンをタンクの代わりに1〜3号機の復水器、計8基に移した。

 復水器内は天板で上下に区分けされ、1〜3号機では板の上部の汚染水を今年6月までに抜き取った。1号機は板の下部の汚染水も8月に抜き取りが完了しており、2、3号機の板下部の汚染水が残っていた。

 抜き取り作業に使う装置は復水器内に投入して遠隔で操作し、装備された汚染水の移送ホースや水位計を板の隅の穴から下部に下ろす。汚染水はポンプでくみ上げて処理装置で放射性物質を除去し、第1原発敷地内のタンクにためるなどする。東電は溶融核燃料の冷却のため1〜3号機原子炉建屋に注水しており、1〜4号機のタービン建屋と4号機原子炉建屋内の汚染水は、20年までに除去したい考えだ。


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