福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

おおい町住民「経済に打撃」 原発訴訟の関西住民歓迎

  • 2017年10月18日
  • 10:54
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 関西電力が運転開始から40年が近づく大飯原発1、2号機(福井県おおい町)の廃炉を検討していることについて、原発訴訟に取り組む関西の住民らは17日、「一歩前進だ」と歓迎した。一方、地元のおおい町では、長年にわたり地元経済に影響を与えてきた中心的存在を失うことへの不安が広がった。

 原子炉等規制法は原発の運転期間を原則40年と規定。1、2号機の運転差し止めなどを求め、大津地裁で係争中の滋賀県長浜市の辻義則さん(70)は「古い原発を動かすこと自体がおかしい」と廃炉方針を評価した。

 弁護団長の井戸謙一弁護士は「関電は、原発の新規制基準に適合させるのが経済的に難しいと判断したのだろう。電力自由化の影響で関電離れが進んでおり、原発に固執しない姿勢を見せようとしたのでは」と指摘、「運転期間延長が決まった高浜1、2号機と美浜3号機も老朽化しており、廃炉を検討するべきだ」と訴えた。

 東京電力福島第1原発事故で福島県南相馬市から京都府に避難し、京都地裁の訴訟に参加する福島敦子さん(45)は「判決を待たずして勝った思い」と喜んだ。

 一方、おおい町商工会の荒木和之会長(63)は「原発は町の経済全てに関わる軸。ものすごい打撃だ」と肩を落とす。「町内の民宿は定期検査の作業員が泊まる。2基がなくなって、どうやって経営が成り立つのか」と行く末を案じた。

 息子が大飯原発関連の仕事をしているという60代の無職女性は「稼働していても、廃炉作業中でも危険はある。町が活気づくので、どうせなら動かしてほしい」と運転継続を求めた。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース