福井と沖縄、原発と基地のニュースサイト

核のごみ処分場確保「将来への責任」 経産省、選定へ市民説明会

  • 2017年10月18日
  • 10:58
  • Twitterでシェア0
  • Facebookでシェア0
  • Google+でシェア
  • 0

 経済産業省は17日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地選定に向けた市民との意見交換会を東京都内で開き、「処分場を確保するために今全力で取り組むことが将来世代への責任だ」と訴えた。候補地となり得る地域を示した地図を7月に公表して以来、市民向け説明会は初めてで、議論を本格化させ、理解を広める狙いがある。

 説明会は来年3月まで福島県を除く全道府県で開く予定。ただ東京電力福島第1原発事故などの影響で国の原子力政策に対する不信感は根強く、候補地選定の議論が深まるかは見通せない。

 経産省などは、核のごみを地下深くの岩盤に埋める「地層処分」の安全性や意義を強調。最終処分の適地となり得る地域を示した「科学的特性マップ」の内容を説明し、国内でも処分は可能だと改めて理解を求めた。

 約130人の参加者のうち約40人が数人ずつテーブルに分かれ、国の担当者らに質問。「不都合な情報の説明を避けている」「核燃料サイクル政策が破綻しているのに、それを前提に議論するのは不適切だ」などの意見が相次いだ。

 経産省などは今後、地域の要望に応じて小規模な勉強会なども並行して開催するとしている。

 ■科学的特性マップ 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地となり得る地域を示す日本地図。自然科学や技術的観点を基準に好ましい特性の有無に応じて4色に塗り分けている。適地は全ての都道府県に存在し、国土の7割弱が該当する。海岸に近く核のごみを搬入しやすい「輸送面でも好ましい」地域は国土の約3割。火山などがあり「好ましくない」地域は3割強になる。経済産業省が7月に公表した。


基地 from 沖縄 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

原発 from 福井 カテゴリーニュース

基地 from 沖縄 カテゴリーニュース