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もんじゅ廃炉規制庁発言 敦賀市長、真意説明求める 

  • 2017年10月13日
  • 10:01
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規制庁幹部の発言について西村調整官(左)に真意をただす渕上市長=12日、福井県敦賀市役所
規制庁幹部の発言について西村調整官(左)に真意をただす渕上市長=12日、福井県敦賀市役所

 高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃止措置計画の早期申請を求めた原子力規制庁幹部の発言を巡り、同市の渕上隆信市長は12日、市役所に同庁の西村正美・地域原子力規制総括調整官(福井担当)を呼び、「もんじゅが現在危険であるかのような発言をしたことは立地地域の不安をあおるだけだ」と憤り、発言の真意を説明するよう求めた。

 規制庁幹部は10日の安全監視チーム会合で「廃止措置計画申請の重要性が十分地元に理解されているのか。燃料を炉心に置いたままでも大丈夫と理解されていないか懸念している」などと発言し、早期申請を日本原子力研究開発機構に求めた。

 渕上市長は「(これまでの規制庁の説明で)現時点で安全は確保されていると理解していたが、発言を聞く限りは燃料が炉内にある現状が相対的に安全に欠けると受け止められる。だから計画申請を急がなければならないという論理はおかしいし、炉内、炉外に関係なく安全安心が確保されなければならないのは当然だ」と苦言を呈した。

 さらに「廃炉作業に向けた安全体制の構築について国や機構と協議を進めている中で、スケジュールありきで計画申請を求めるのは拙速だ」と述べ、規制委に不信感を抱かざるを得ないと批判した。

 西村調整官は「本庁に伝えたい。今ある状況よりもリスクを下げた方がいい、との観点でそういう発言をした」と話した。

 県の清水英男安全環境部長も西村調整官を県庁に呼び、遺憾の意を伝えた。2010年の炉内中継装置落下事故を念頭に、「そもそも前回つまずいたのが燃料取り出しだ。われわれはそれを分かっていて、(トラブルを)嫌というほど経験し不安だから、体制をしっかりしてほしいとやりとりしている」と、地元の思いに理解を求めた。


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