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原発の廃炉作業、実践技術を学ぶ 従事者や学生、敦賀でセミナー

  • 2017年10月4日
  • 10:45
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米国の廃炉専門会社幹部を招き、廃炉作業の実践的な技術などを学んだセミナー=3日、福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センター
米国の廃炉専門会社幹部を招き、廃炉作業の実践的な技術などを学んだセミナー=3日、福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センター

 原発の廃炉工事の実践的な技術を企業関係者や学生が学ぶ初のセミナーが3日、福井県敦賀市の若狭湾エネルギー研究センターで開かれた。米国の廃炉専門会社の幹部が講演し「廃炉作業は廃棄物をどう処分するかの点から、最適な工程を考えるべきだ」と呼び掛けた。

 セミナーは同センター主催。原発関連の仕事に従事する地元企業を中心に18社26人、学生2人が聴講した。

 米の廃炉専門会社「エナジーソリューションズ」のコリン・オースティン上級副社長が講演。同社は全米の原発の廃炉作業のほか、放射性廃棄物の処分事業なども一手に引き受けている。

 コリン氏は、これまでの廃炉作業の実績や課題を振り返り「作業前に地盤の放射能汚染を見落とし、除染に時間がかかってしまった原発もあった。最初の放射能評価をきっちり行い、サイトの特性を把握することが重要」と話した。

 また廃炉作業の工程や予算の鍵を握るのは、使用済み燃料の中間貯蔵施設と放射性廃棄物の処分だと指摘。円滑な作業には「地元住民と真摯かつ頻繁にコミュニケーションし、信頼してもらうことが重要」と強調した。

 このほか福井大附属国際原子力工学研究所の柳原敏・特命教授ら3人が国内の廃炉の現状や課題について講演した。

 参加した福井大工学研究科博士課程1年の浅原章さんは「廃炉は廃棄物の処分場や輸送ルートをいかに確保するかが重要だと分かった。日本だと地元や利害関係者との関係が大事になる」と話していた。


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