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保安規定に抵触の恐れ 大洗被ばく最終報告

  • 2017年9月30日
  • 08:55
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 日本原子力研究開発機構は29日、大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で起きた作業員被ばく事故の最終報告書を、原子力規制委員会に提出した。貯蔵容器に入れた放射性物質が飛散したのは、接着剤の樹脂が放射線で分解され、ガスが発生したことが原因だとした。保管方法は不適切で、保安規定に抵触した恐れがあると判断。管理手法を見直し、年内をめどに運用を始める。

 事故は6月に発生。作業員が貯蔵容器を点検で開けたところ、中にあったビニールバッグが破裂。粉末状のプルトニウムなどが飛散して5人が内部被ばくした。貯蔵容器は21年にわたって一度も開封していなかった。

 最終報告書によると、プルトニウムなどを固めるために接着剤のエポキシ樹脂を使っていたが、放射線を浴びて分解され、ガスが発生した。バッグも保管中に放射線を浴び続けて劣化。ガスの圧力に耐えられず、破裂したと結論付けた。


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