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県議会、再稼働反対の理由ない? はっきりとしない意思表示

  • 2017年9月29日
  • 10:35
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 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り、福井県議会が賛成多数で可決した意見書に「同意」との文言はない。「再稼働に当たっては」で始まり、電力消費地に対する理解活動の強化など4項目を求める内容。おおい町議会、おおい町長が同意への「理解」を明確にする中で、県議会は県民に分かりやすいはっきりとした意思表示をすべきではなかったか。

 最大会派の県会自民党幹部は「再稼働に異論はない。知事からは議論は求められたが、同意判断までは求められていない」と文言を盛り込まなかった理由を説明する。

 一般質問や予算決算特別委員会などで質疑は行われた。ただ、知事の同意判断スケジュールや現地確認の有無などを質問する県議がほとんど。西川知事や県側の答弁にも熱量は全くなく、「原発の必要性や安全性への国民理解、使用済み燃料の中間貯蔵施設の県外立地などは、国に求めている」と繰り返すばかり。最終判断者となる知事の現地視察は「今後検討する」と明言を避けた。

 県議の一人は「大飯3、4号機は新規制基準がなかった2012年に動いている。あのときかなり議論したからね」。冷めた感じで、県、県議会ともに再稼働に反対する理由がないと暗に示唆した。

 同意手続きは、県議会の事実上の同意を得て、西川知事の最終判断という最後のステージに移る。「おおい町の考え、県議会の意見をもとに、県民に信頼を得られる判断をする」とする西川知事には、安全安心はもちろんだが、12年のときとは変わった現場を確認し、県民益となる判断を求めたい。(福井新聞・取材ノート)


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