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高浜と大飯「同時発災」で訓練 関電が初想定で実施へ

  • 2017年9月9日
  • 10:30
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 関西電力は12日、高浜原発(福井県高浜町)と大飯原発(同県おおい町)で同時に事故が発生する「同時発災」を想定した初の事故制圧訓練を実施する。社員ら約340人が参加し、両原発と原子力事業本部(同県美浜町)をつないで指揮命令系統や増強した設備の有効性などを検証する。

 関電が8日発表した。大飯3、4号機は再稼働に必要な原子力規制委員会の安全審査が全て終了。3号機は来年1月中旬、4号機は同3月中旬の再稼働を目指している。地元同意手続きが順調に進めば、既に営業運転している高浜3、4号機と合わせ、2017年度中に4基が動く可能性があるため実施する。

 訓練は、休日に両原発の少なくとも1基ずつで▽全交流電源喪失▽1次冷却水漏えい▽炉心損傷―が起きたと想定。原子力事業本部と両原発をテレビ会議システムでつなぎ、指揮命令系統や混乱する情報の整理などを確認する。大飯発電所では新規制基準で新設した大容量ポンプを使い、格納容器の空調用の冷却装置に水を送り込む訓練を行う。

 県とおおい、高浜両町の担当者や県原子力安全専門委員会の委員が視察する。住民避難は実施しない。関電は「事業本部が適切に同時発災に対処するために構築した体制をチェックする」としている。

 大飯3、4号機の再稼働を巡っては8日におおい町議会が同意し、中塚寛町長に伝えた。西川一誠知事は5日の県議会提案理由説明で「おおい町の考えや県原子力安全専門委の審議状況や県議会の意見をもとに、県民に信頼を得られる判断をしたい」と述べた。


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